社員インタビュー

森川 麻実
[電算室チーフ]

2011年 新卒入社

「ナイスは家族」
電算室チーフ

Q.入社のきっかけと業務内容について教えてください

大学時代に留学したアメリカの生活では自炊していたので、毎週末、スーパーマーケットで買い物をしていました。そのスーパーの売り場が、とても楽しかったのです。そのこともあり、帰国後の就職活動で「地域の役に立てて、楽しい職場とは」と考えときに「スーパーだ!」と。いくつかのスーパーを就職説明会などで回りましたが、「若者が活躍できる」社風に魅かれて入社を決めました。
現在は、店舗POSシステムの運用など担う本部「電算室」に勤務しています。

Q.仕事上で意識していることはどんなことですか?

電算室は、経営や営業の分析に使うデータなども扱うわけですから、間違いは許されないとの自覚と責任感を持って業務に当たっています。
あとは、職場でも店舗でも、コミュニケーションを取るときには、相手が分かりやすい言葉と柔らかい話し方で伝えるよう心掛けています。不用意に専門的な用語を使ってしまうようなことがあると、肝心の内容が伝わらないということが起きてしまいかねないからです。

Q.入社後に成長を感じたことはありますか?

心の広さを持つことができたことです(笑)。日々、電算室には各店から業務上の依頼や要望が多く寄せられるのですが、かつては、店舗の事情よりも、こちらの都合を優先した対応をしてしまうことがありました。私は自己主張が強い方で、素直に人の話に耳を傾けられないところがあったのです。ところが、私が納得できないと感じたことの裏には、必ず何らかの理由や事情があることに気が付きました。店舗で働く皆さんのご苦労を直接聞いたことがきっかけです。そもそも、電算室の役割の一つは、店舗を支えることのはず。今では、人の話をしっかり聞いて「はい、分かりました」と言えるようになりましたよ(笑)。

Q.日々の仕事で創造していることやチャレンジしていることはありますか?

私の大学は文系でしたし、数字も苦手。システムなどには一生が縁がないと思っていたところ、右も左も分からないまま電算室に配属されて9年ほどになります。今後、この部署で私がリーダーシップを発揮しなければならないとしたら、知っていて当たり前の知識はもちろん、その先の知識も自ら獲得していかなければなりません。現在、「基本情報処理技術者」の資格取得へ向けて勉強しています。いざ勉強してみると、データを扱ったり、自分で数式を調べたり、プログラミングしたりすることは楽しいですね。

Q.会社の雰囲気はどのようなものでしょう?

それぞれの従業員が、特に厳しく業務に当たる繁忙期もありますが、そのような状況でも分けへだてなく人に接して、職場に和やかな雰囲気を作り出してくれる社員が何人がいます。おかげで、楽しく仕事ができていますね。
あとは、このようなこともありました。毎日、電算室の業務として取引先様への発注処理を行っているのですが、発注データは決まった時間にインターネットで自動的に送信されます。ところが、データが送信されない技術的なトラブルに見舞われたことがあります。取引先様に納品手配の電話を急がなければならないところ、連絡先は何十社もあります。とても一人では対応できないので、本部に出社していたバイヤーの皆さんに片っ端から声を掛けて協力をお願いしました。皆さんも多忙なのにも関わらず「いいよ」と、快く引き受けてくださったおかげで、ピンチを乗り切ることができました。

Q.どのような人が「ナイス」に向いていますか?

当社はスーパーですが、売り場だけではなく、電算室など「縁の下の力持ち」のような部署もあります。デザインや建築関係の深い知識を持つ社員もいます。専門的な知識を持った、いわば職人の集まりのような会社なんです。そして、男女を問わず、若い世代が活躍できる職場でもあり、私よりも若い年齢の社員がリーダーシップを発揮して頑張っている様子からは刺激をもらっています。周囲とのコミュニケーションをしっかり取って、自分も大事にしながら、会社にとって必要なことであれば「ズバッ」と言ってくれるような人と仕事をしたいですね。

Q.あなたにとって「ナイス」とは?

「家族」です。仕事のみならず、プライベートなことでも、わが子のように接してくれる、私の父母の世代の皆さんや人生の先輩に囲まれて働くことができる職場ですから。

一日のスケジュール

6:00 起床
8:00 出勤。前日売上データチェック、サーバログチェック、メールチェック
9:00 開店前。前日在庫の処分売価設定、割引設定の確認
10:00 発注処理
11:00 お取引先様問い合わせ対応、店舗問い合わせた対応
12:00 休憩
13:00 発注処理
14:00 販売分析データ作成、勤務シフト作成
15:00 発注処理
16:00 伝票データチェック・棚卸資料作成
17:00 サーバ機器チェック、店舗棚データメンテナンス
18:00 翌日への引き継ぎ、退勤
19:00 翌日のお弁当作り(お酒を飲みながら…)
23:00 就寝

人事スタッフの一言

地元の国際教養大学を卒業後、大震災のあった2011年、入社式も開く状況になかった年の入社でした。翌年から電算室へ配属。入社2年目でしたが、人事部で若者の視点から採用活動も兼務しました。肩書はチーフですが、正確で丁寧な仕事ぶりから、実質的なリーダーとして電算室を引っ張る「カピバラ好き」です。